そりゃ最初は、

まさか、私が⁉️でした。


東洋医学を学び、

発酵食など身体にいいごはんを伝授し、

免疫力アゲアゲ、パワー全開、

健康を売りにしていたこの私が


いやいや、誰にも知られたくない!

誰にも知られずにひっそりと治療できないものか?

と世間からの信頼を失ったような、

谷底に突き落とされたような絶望的な気持ちでした。


死への恐怖というより、

なぜか「ハズカシイ」という気持ちが先に立っていたように思います。


家族には余計な心配をかけてしまうから、つい気丈に振る舞ってしまう。

でも誰かに気持ちを聞いてもらいたい。

1人で抱えるには重すぎる。


そんな時、真っ先に思い浮かんだのは、数年前に乳がんを経験した友人。


彼女のカミングアウトを知った時も、なんでよりによって彼女が??とショックを受けたけど、その後の生き方を見ていて、新たなチャレンジをしたり、以前より増してステキにより自然体に過ごしていて、とても幸せそう。


そんな彼女に相談したとき、

「じゅんちゃんはこの経験でどんな風に進化するんだろうね」という一言。

その時はまだ言葉の意味がわからなかったけれど、

しばらく経って気持ちに少し余裕が生まれた頃、息子がダウン症で生まれた時のことを思い出しました。


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あぁ、あの時と同じかも?

ショックで現実を受け止めるのにとても時間がかかった。

なんで私のところに??と泣いてばかりいた。


初めはドン底だったけれど、彼のおかげでたくさんの出会いと学びがあり、たくさんのハッピーを受け取ってきた。

息子のおかげで今の私がある。今はとっても幸せだ。


そして、同じような境遇のハンディキャップをもった子どもを育てている家族のコミュニティーを地域で10年以上続けている。


「そうか、進化!経験は財産!!


そう、ようやくポジティブに捉えらるようになるのにずいぶん時間がかかったけれど。


しゅうくんのおなか (7)




50年間健康優良児で、出産の時以外はほとんど病院にかかることのなかった私。

行き慣れない病院に頻繁に通うようになり、いろいろな検査、入院、手術、そして辛い抗がん剤治療


初めての体験をしていく中で、

こんな辛い思いを乗り越えている人が世の中にはたくさんいるということ、

そしてそれを支える医療従事者のみなさんがいるということ、

家族や友人に支えられて生きているということ。

たくさんの気付きや学びがありました。


今や毎年100万人もの人がガンと診断される時代。

誰にでも起こりうることだけど、やっぱりショックだし1人では抱えきれない。


私がカミングアウトすることで、誰かの役に立ったり、心の支えになれればうれしいし、1人じゃないよって伝えたい。

そんな思いで診断から約半年経った年末にカミングアウトしたのでした。




つづく。